公務員、会社員を経験し個人事業主となった今、安定について改めて考えてみた。
「公務員は安定」とよく言うけど、会社員や個人事業主が不安定というわけではないし、「公務員で安定している=幸せな生活」というわけでもないと思う。
公務員
一般的に公務員は安定していると言われている。
ほとんどの場合、極端な不祥事がないかぎり解雇されず、給与の未払いや賞与の支給も確実。
昇進や昇給も、仕事の実績にかかわらず行われることがほとんど。
また、充実した福利厚生が提供されており、休暇も充実している。
地方公務員の場合、転勤が限られているため単身赴任が発生する可能性も低いが、首都圏や地方の中の地方みたいな場所で働く場合もある。
他に安定という点で公務員に当てはまるものがあるかな?
会社員
書き出してみたけど、比較してみると会社員が特別不安定とは思わない。
会社員でも普通に勤務していればクビにはならない。給与が未払いになるなんてことも、あまりというか全く聞いたことがない。
賞与や昇給は会社によると思うが、自ら選んで入社した会社なので仕方がない気もする。
転勤も会社の規模によって転勤先が決まると思う。全国規模の企業であれば国内のどこでも転勤する可能性があるが、入社前にある程度把握できることが多い。
実際、公務員じゃない人のほうが多いはず。安定しているからと言ってやりたい仕事ではないんだろうな。
つい先日、45都道府県「採用予定数割れ」とニュースになっていたので、公務員になりたいと思う人は少なくなっているんじゃないかと思う。
個人的な結論
公務員は安定している。会社員もある程度安定している。
入社する会社は自ら選択しているので、公務員と比較すること自体無駄な気がする。
ギャップ
もし、公務員志望の方が見ていた場合のために公務員になる前となった後のギャップを書いておく。
・仕事のやり方が古い(デジタルではなく紙)
・考え方が古い(新しいことしない、無駄な作業をなくすことができない)
・良くも悪くも制度が守ってくれる
・議員を神様のように扱っている
・謎の使命感に燃えている
・人事と財政担当の部署の人間が偉い